家族参加型チーム クマガイを結成
私も定年退職になって暇していてやる事がないんだよ。このようなお言葉をよく耳にします。そして、手が回らなかったらいつでも庭にいるから声をかけて欲しいと頼まれます。私たちは快く受け止めて、屋根材をお庭から手渡しで荷上げをしてもらったり、トラックから釘や工具類を持ってきて頂いたりしてます。
一緒に行動を共にする事で、施主様は単なる住宅の発注者、消費者ではなくなるのです。つまり、屋根を完成させるという共通の目標を、私たちと共に成し遂げるチームの一員となります。私たちの現場では、「一緒に屋根づくりに参加して欲しい」旨を伝えます。
すごい技術を見た時には、拍手をして声援を送ってもらいたいのです。板金職人、基幹技能者、施主様、三者が一丸となって初めてお客様に少しでも還元する事が出来て、本当に満足できる屋根づくりが可能となるのです。
ウエブサイトからのお問い合わせの際、お客様が口にする事があります。
『工事を安く、早く、雨漏りしない確実な仕事をして欲しい』という要望です。
しかし、私たち板金職人はお客様の要望をそのまま受け入れるのではなく、不可能なこと、対応が難しいことはしっかりとお伝えするようにしております。そして、なぜ不可能なのかを打ち合わせ時に納得頂けるまで説明をするように心がけてます。なぜなら、『プロに頼めば誰に頼んでも同じ!』、『プロなんだからできて当然でしょ!』、『お金を出すのだからまとめてやってくれてもいいでしょ!』という方々もおられるのが現実だからです。
もちろん、お応えできる範囲内で工事を出来る場合もありますが、お互いに満足した気持ちにはならないものです。『他社より安く、一日でも早く、綺麗な仕上げを!』が出来るのであれば、たしかにそれに越したことはないのですが、残念ながら何百万円もの大金を出してする屋根リフォームではそんなに簡単に仕上げられる訳がないのです。
私たちの経験上、このような要望の元で工事をした現場は納め方法や仕上がりの状態がそれなりにしかなってないのが多いのです。本当に満足した物を手にしたいのであれば、現場の調査や打ち合わせに時間を使う必要があります。
例えば、仙台にある実家の屋根を修理したいと考えてる息子さんの希望を叶えるため、ご両親を交えての綿密な計画を立ててどのような打合せをしていくかが重要です。さらに、工事が終ってからもお客様から私たちが愛されなければなりませんし、末永くお付き合いをしていきたいと思ってます。ですから、どうしても私たちの説明に納得頂けない場合に限って、お断りするお客様もいるかもしれません。可能なこと、不可能なことを明確にしていくことがお客様から信頼される証とも考えております。
屋根のクマガイは、何年後かにまたリフォームをしたいと声をかけられて、お客様と出会えることが楽しみで仕事をしています。『クマガイさんが丁寧に施工してくれたから、また気軽にお願いしたいと思いましたよ。本当にありがとう』という言葉が一番嬉しいのです。
大手住宅会社、リフォーム会社、ハウスメーカーなどでの会社経費のうち多くを占めるのが営業マンに払う人件費です。営業マンのやる気を起こさせるために歩合給を取っているので、一ヶ月に何棟もの契約を交わす営業のスペシャリストの年収は約1000万近くになる方もいるくらいです。
屋根のクマガイでは高給取りの営業マンはいなく、長年培ってきた技術を信用して頂いたお陰で、一人一人が屋根のスペシャリストとして誇りを持ち、地域密着して多くのお客様の方から気軽にお声をかけて頂いております。
屋根のクマガイでは受注から施工、アフタ-フォロ-まで少人数で協力して運営しております。能率アップのために一ヶ月に一度営業から施工までの流れについて会議をしております。
以上の条件を取り揃えた職人が現場で腕を奮ってお仕事をさせて頂いてます。利府町から遠方の宮城のリフォーム工事であっても管理がおろそかにならないよう、会議ではチェックをするよう心がけてます。
展示場はとにかく経費がかかります。土地を買って建物を建てて、そして営業マンを雇って大変な事です。展示場ですから内装から外回りまで見栄えよく立派にしなくてはなりません。これらの経費は契約したお客様がご負担なさっているのです。屋根のクマガイでは無駄な経費をかけないように施工見学会を開催できる場所にミニモデルハウスを手作りで自社の職人で建てました。
元請から孫請けに仕事が発注されていくにつれ、それぞれの請負単価は徐々に安くなっていくものです。なぜなら、会社経費をきちんと確保した上で下請け業者に仕事を依頼するからです。元請け会社はこのような流れになる事が分かっておりますので、経費をかなりみなくてはなりません。下請け業者が安い単価で施工する事がないように見積もりの段階で考慮しなくてはなりません。
屋根、雨樋、外壁などの工事を自社で直接施工致します。自社の経験豊富な職人が施工しますので、下請け業者に発注するような事はありません。国家検定試験をクリヤした1級技能士がおりますので、安心した工事をお約束できます。仕入れも直接問屋、メーカーから行い、無駄な経費をかけないようにしております。
大手住宅会社、リフォーム会社、ハウスメーカーはテレビ、ラジオで豪華に宣伝をしておりますよね。もちろん、新聞への折込チラシも何度も目にしているかと思います。これらの広告費用は莫大なコストがかかっており、お客様がお支払いになられる契約金額でまかなわれているのです。
屋根のクマガイでは、ご近隣のお客様から応援して頂いているお陰で、広告を打つ必要はありません。3ヶ月に一度お世話になったお客様などに手作りの新聞をお届けしたり、一年に二度ぐらい新聞折込チラシの広告を作る程度です。
広告を出す目的は
大手住宅会社、リフォーム会社、ハウスメーカーは、超高層ビルの上層階に事務所があったり、立派な自社ビルを建てたり借りたりしております。私共も憧れるところはありますが、維持していくためには資金が必要となってきます。このような資金を少しでも削減して、お客様のための工事費にあてたい所です。
屋根のクマガイでは、立派な自社ビルなどはなく切断機や折り曲げ機械、屋根材成型機などを設置した加工場のみです。仕事が忙しくなってくるとすぐに加工場はいっぱいになってしまいます。
大手のリフォーム会社、建材メーカー、○○ハウスなどの住宅会社は、宮城県の施設である1,000㎡以上の建物を貸し切って、大規模なイベントや展示会、相談会を盛大に開催しております。インターネットが主流になった昨今ですが、一般消費者は膨大なサイトを見た結果、実際のところ「よく分からなくなった」という方が多いのです。
「リフォームするか分からないけど、屋根材を見てみたい」悩みや不満、屋根修理の疑問など抱えている消費者とより密に話し合う機会の場を設けるために、入場無料で一日○○万円×4日などの多額の投資をして、名の知れている施設を準備し、市場の発掘に繋げていきたいと考えているのでしょう。
屋根のクマガイでは、仕事の進行状況と相談しながら、地元で開催しているフェスティバルなどに出店を企画しております。材料問屋さんが全面的にバックアプして頂けるので、昼食代の少額費用で済ませています。まずは、地元の利府町にお住まいの方々に、屋根、外壁のリフォームの魅力を発信していき、ニーズの掘り起こしを図っております。
本当に自社でページ作成しているのか??
インターネットが普及した現在では、どんな事でも調べられ便利にはなりました。私たちは情報化社会に惑わされる事なく、どのページの情報が真の情報かを見極める判断力も 必要とされてきています。ある事情について検索した時に、上位にある○○リフォームだからといって安心する事なく、全ての施工例が本物か、最新であるか、自社で作り上げているページかを更新履歴などから 判断しなければなりません。
大手の検索サイトに登録をして登録料を支払っている会社もあるのが現状です。ページ全体を調べますと、施工例やタイトル、文章、ページの構成がほぼ似ている事が多く、本当に自社のものであるか疑問です。大手ではある程度の雛形やノウハウを支援していますので、登録している会社のHPも似てくるのではないでしょうか。また、大手のフランチャイズに加盟をして、多額の加盟金を支払ってホームページを運営している会社も 少なからずあります。
ページ自体はとても綺麗に見えて、問い合わせをしたくなる仕掛けになっています。これも大手の 本部が加盟店のために支援したホームペー ジと言っても過言ではないでしょう。フリーダイヤルに電話すると綺麗な声をした女性が対応してくれるようです。お客様は○○リフォームの○○社員さんと思いますが、実は、遠方にいる大手本部の女性が対応しているのです。その女性から後日加盟店に訪問の指示が出る仕組みとなってます。
屋根のクマガイでは、大手の検索サイト、大手のフランチャイズに加盟する事なく、自社でウェブサイトを管理、 更新しております。ホームページ のデザインは綺麗でなくてもいいのです。肝心なのは、疑問や困り事に対して、 ページ上で解決するノウハウが掲載されているかなのです。
例えば、雨漏りの原因 となる事象に対して、どの施工が不良となっているかが詳細に明記されているページはあまりないのです。原因と結果のみでは雨漏りを解決する手立てとはならないはずです。大手に支払う登録料や加盟金は どうしても工事費に反映されてしまいますので、 お客様の負担も大きくなってしまいます。
お客様を獲得する方法には、チラシを配布したり飛び込み訪問がまずは思い浮かぶのではないでしょうか。まさにこれは超体育会系の営業であり、体力勝負でもあります。そこで、体力を使わないインターネットに足を踏みれるわけです。ブログや施工事例を毎日更新すれば問い合わせがくるとの情報信じ込み、パソコンとにらめっこをしてブログをやると○件の見積り依頼がきます。
「これはやった」とインターネットに明るい未来を感じ、さらに頑張っていっていくとおかしな現象が起きるようです。少しずつ問い合わせが減っていき、年間で仕事の受注が0件も珍しくないではありませんか。「これは何とかしなければ」多くの本を読み勉強に励んだところ、お客様の不安や疑問を解消するような魅力的な題材が必要と分かるのです。でも、大量の役に立つ役に立つ題材を作るのって、実は多くの時間と労力が必要で、一番大変な作業です。まさに頭脳の体力勝負となるわけです。でも、年間1000件以上の問い合わせを獲得したい!それではどうするか?営業のスペシャリストを雇用するか、インターネットの専門者に役に立つ題材を作ってもらうかと悩む日々が続いてしまうのです。どちらにしても、現場の経験がないと良いホームページも出来そうにないからと思い始め、ブログも途中で更新しなくなってしまいます。インターネットで検索していると、初期費用がなんと0円、月額○○万円を負担すれば役に立つ題材を提供する会社を発見するわけです。
しかもリフォーム会社が運営しているとなれば、ある程度の知識があるから心配ない!まずは説明会に行って話だけでも聞いてみようとなるわけです。トップページのブログを更新するだけで、非常に時間がかかる役に立つネタは心配ないし、インターネット専任者も必要ないようだから、多額の加盟金を支払うようになってしまいます。