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凍害現象

2021.02.11


宮城県は年に数回ほどしか雪は降りません。仙台市内では降ったとしても数センチ積もる程度ですぐに溶けてしまいます。屋根材は瓦やコロニアル(カラーベスト、スレート)、ガルバリウム鋼板の屋根など多種の選択肢があります。しかし、東北でも雪が多い地方では、ガルバリウム鋼板の屋根を使い、雪を溜めないようにするため雪止め金具を取付せず、急勾配の形状がほとんどです。その理由は、ガルバリウム鋼板の吸水率の低さが関係しています。
コロニアルはセメントが主の屋根材なので吸水率が高く、屋根材が吸い込んだ水分が凍結と溶解を繰り返すと体積が膨張してしまい、ヒビ割れしてボロボロになってしまう『凍害』という現象を起こすことがあるのです。
コロニアルは新築時には綺麗に塗装され防水されてはいますが、経年劣化で塗膜剥離が発生して素地が剝き出しの状態になる事があります。そこから屋根材自体に水分が吸収され、さらに劣化の進行が早まります。
 

コロニアル屋根材の凍害が起きる仕組み

塗膜が薄くなり白亜化して防水性が無くなる。
コロニアル屋根の重なり部分に雨が溜まったり、12月末になると夕方に夜露も発生します。
朝に急激に冷え込むと霜も落ち、積もった雪が日中に溶けて雨水が染み込みます。

屋根材の重なり部分に溜まった水が凍って氷となり、体積が膨張して塗膜の剥がれを拡大させてヒビ割れを発生させます。





 

雨水が氷になる膨張力の凄さ

塗膜の剥がれが大きく拡大すれば雨水も染み込みやすくなり、凍ることでコロニアル屋根材の中心部にクラックが出来てしまう。



ヒビ割れやクラックによってさらに雨水が屋根材の中に染み込み溜まってしまい、
膨張に耐えられず剥離や割れる箇所が大きくなります。特に、軒先は雨水が溜まりやすい
ので、手で簡単に取れるほどボロボロになっている場合もある。

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