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雨水が滞留する屋根勾配

2022.01.19



最近増加傾向にある屋根は緩い勾配の形状をした建物です。板金職人が3時の休憩で屋根の上ででんぐり返しが出来てしまうほどです。屋根リフォームではある程度勾配があった方が腰に負担が掛からなくて良いのですが。なかには、0.5~1.5寸のほぼ平らな屋根があって、防水工事ならよいですが屋根板金工事で葺く施工では雨漏りの観点からは問題が出てきます。
緩い勾配の屋根は、水はけも悪いので屋根材が痛みやすいのです。また建物近くに山があれば枯葉などがいつまでも屋根に残ってしまい、屋根が汚れやすいです。
屋根裏はどうしても小さくなるので、断熱効果も軽減します。仙台市や利府町では雪が積もるのは年に数回ですが、日当たりの良い南面でもいつまでも屋根に雪が残っているようです。一方では、屋根面積を小さく出来るので建築コストを抑えたり、台風などの風災にも影響を受けないという利点もあります。
最適な屋根勾配は4寸であり、雨水が溜まる事なく自然と水下に流れるため屋根工事もやり易いからです。屋根の足場も必要ありませんし、雨漏りのリスクも低減します。屋根材が最低限必要とする勾配を関係なく自由にリフォームや新築工事ではガルバリウム鋼板の屋根材を選択出来ます。これから新築でマイホームを検討している方は、ぜひ屋根勾配も重要な点である事を念頭にして維持管理しやすい屋根にしましょう。



 

オシャレな丸い屋根の危険性を検証

店舗や体育館、高級住宅街にあるオシャレな円形型の屋根。一般的にはR屋根と呼ばれております。
丸くなった形状の屋根を納めるには、きわめて困難な仕事となり現場の職人さんを泣かせることになります。こだわりを持った住宅に高額なコストをかけて、超一流な設計、現場管理、一級技能士、板金工事店が長年のノウハウを活かして屋根工事をすれば可能なのでしょうが、長期的なメンテナンスやリフォームも考慮すると丸みをした形状は出来るだけ建築しないほうが良いのです。施主様の強い希望であれば良いのですが、設計者の自己満足であるならばよく検討する必要があります。施工が難解で板金の納めに工夫が求められる現場は、将来的には雨漏りの危険性が高いのです。R屋根は軒先方向にいくほど勾配が取れて雨水が自然と流れていきますが、水上の頂上では勾配がゼロとなりますので雨水が滞留するのです。立葺きの屋根材で葺いてあれば雨水が流れていきますが、横葺きの場合では横方向の重ね箇所、ハゼ組みに雨水が溜まって雨漏りの可能性も出てきます。さらに、R屋根に壁が立ち上がった下屋がある構造では、R勾配に合わせた長さの短いガルバリウム鋼板の水切りを重ねていく施工となって、雨仕舞の処理にも相当な技術と工期が要求されます。


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