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雨水の溜まり場・バルコニー編

2022.02.16


 通気のため隙間を確保・水切り
木造住宅には屋根が無く屋外に張り出したバルコニーがあります。内側には手すり壁があり、モルタルやサイディングなどの外壁材が張られているものが多く、床にはFRP防水やシート防水などの防水層が施工されています。防水立上り高さは250mm以上が必要です。
防水の弱点は立上り上部の端部と水切りの取合いになります。新築時の施工において、防水層の端部から雨水が浸入しないように施工してから水切りを取付します。しかし、職人によっては床防水をする前に水切りを取付したり、出入り口となるドア、窓を先付けしている現場も少なくありません。もし、水切りが無いと、外壁を流れる水がそのまま防水に流れるため、立上り部からの雨漏りの危険があります。外壁から流れてきた水と防水面の立上り端部で縁を切る重要な役目をしている水切りですが、水切り本体の加工や水切りの立上げ部に張る外壁の施工も大切です。水切り本体の下がり幅が足りなかったり、外壁工事で水切り立上り部に隙間を取らずに施工をすれば、外壁は水を吸収してしまい腐食を進行させます。
また、水切りは敢えて隙間を設ける事で壁面内部の通気を可能にし、壁面内部の結露の発生を防止する役目も備えてます。


万が一に備えて逃げ道を設ける

四方を外壁と手すり壁に囲われたバルコニー内には雨水の落とし口が設けられてます。
この落とし口はドレンと呼ばれております。この他にも防水面の立上りにオーバーフロー管を設けなければなりませんが、屋根や外壁の点検をすると見当たらない建物も存在します。この管はドレンから接続された立樋よりもサイズが小さいために見落としてしまいますが、万が一のためには重要な役目をしてます。ドレンに流れきれないほどの大雨や、枯葉
、ゴミ、土砂による詰まりが起きてしまうと、防水面の立上り上部を超えてオーバーフローした雨水が室内に侵入する可能性があるため、それを防止する役割があります。通常はほとんど機能しませんが、ゲリラ豪雨などの自然災害が多い昨今では必ず設置すべき部品です。
バルコニーの床面にはウレタン塗膜防水やFRP防水が施工されて完全な状態になっていても、ドレンの不具合でプールのように水が溜まってしまっては雨漏りにつながります。
建物の周辺が山であったり、植木がある場合には定期的な点検や清掃が必要です。



 
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