宮城県仙台市青葉区桜ヶ丘 Y 様
コロニアル屋根のリフォームはどんな方法がよいのか迷ってます。現状、屋根は色褪せや苔が見られますが、雨漏りはしてないようです。最近、近くで屋根工事が終わったばかりのお宅もあるせいか、訪問販売の業者が朝早くから毎日来て困っておりました。
屋根リフォームには塗装、カバー工法、葺き替えと3種類があるそうで、それぞれにメリットやデメリットがあるという説明を頂きました。提案書として約10ページの多岐に渡って詳細に記載してもらったお陰で、カバー工法を選択する事が出来ました。とにかく、10~15年でまた屋根の修理はしたくなかったものですから、主人がメンテナンスの事も考慮して熊谷板金さんのアドバイスを取り入れました。
施工場所 | 宮城県仙台市青葉区桜ヶ丘 Y 様 |
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施工面積 | 197㎡ |
築年数 | 37 年 |
費用 | 187万円 |
使用屋根材 | ガルバリウム鋼板 0.35mm 定尺横葺き |
工事期間 | 14 日 |
施工方法 | 既存平板スレートの上に下葺き→軒先捨唐草の取付け→定尺横葺き →壁取合い納め |
施工完了日 | 2017 年 12 月 15 日 |
初めてお会いした時には、屋根を塗装するつもりでいたようですが、新築後10~15年以内に一度塗装をしている必要があります。その後も維持管理費が大きくなりますので、今回のガルバリウム鋼板でのカバー工法であれば長期間の耐久性が維持できると思います。
2階屋根 色褪せや変色
1階屋根 東側
1階屋根 南側 屋根材の割れ
2階屋根 下葺き張り 屋根材荷上げ
棟包み撤去 木下地の腐敗
1階北側屋根 長尺谷の納め
1階南側屋根 ベランダの下
長尺谷と壁の取合い 木下地
壁際の納まり 屋根材の立上げ
2階屋根 棟木下地
壁際 木下地の取付 36×39
2階屋根 棟包み 三つ又部の納め
1階東側 壁際の木下地 120×18
1階北側 壁際の水切り納め
壁際、棟包みとの取合い
2階屋根完成 全景
1階北側 屋根完成
既存の屋根に重ねる工法ですので、奥様は重くならないか心配していたようですが、コロニアル屋根の約1/4の軽さですので建物への負担が少なく安心です。
事前に建物の構造耐力や下地の健全性に問題がないか確認しなければなりません。