宮城県仙台市若林区沖野 H 様
1階屋根の雨漏りが6年前からしており、息子が屋根に上がったら屋根が沈み込む感じがして、木材もボロボロと言ってました。仙台の大きな宣伝をしているリフォーム会社は現状の屋根に新しく金属屋根を被せれるという提案です。腐った木材やコロニアルはそのままで、後々他の下地材などに悪影響とかは出てこないのか不安です。
息子の勤務している会社の取引先である利府の熊谷板金さんは、雨が漏らないようにシートと木材で応急処理をして頂きました。それから屋根工事まで1ヶ月空きましたが、何度か様子を見に足を運んでもらって助かりました。室内の天井が黒くなった箇所も綺麗に張り替えしてもらいました。
施工場所 | 宮城県仙台市若林区沖野 H 様 |
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施工面積 | 132 ㎡ |
築年数 | 32 年 |
費用 | 117万円 |
使用屋根材 | ガルバリウム鋼板 0.35mm 定尺横葺き |
工事期間 | 7 日 |
施工方法 | 既存平板スレートの上に下葺き→軒先捨唐草の取付け→定尺横葺き →棟包み取付 |
施工完了日 | 2017 年 10 月 2 日 |
傷んだコロニアル材、紙のようにボロボロになったフエルト、雨漏りのシミでふやけた野地板は全て撤去しております。野地板は455mm間隔の垂木と呼ばれている桟木に止めてますが、垂木までは腐敗してませんでしたので取替の必要はありません。早めの修理やリフォームが住まいや屋根の性能を美しく保つ秘訣です。
1階東側の屋根 雨漏り箇所の応急処置
ケラバ包みと棟の取合い 施工不良
1階北側の屋根 色褪せ 変色
アスファルトルーフィング23kの敷き込み 屋根材荷上げ
1階北側の屋根 水上部の壁納まり 木下地の取付
1階東側の屋根 上りの壁納まり 屋根材立上げ
1階南側の屋根 防水テープ粘着 水切り納め
2階屋根完成 定尺板一枚一枚をハゼ掛けした頑強な工法
1階北側の屋根 本体のサザ波加工により伸縮を抑制
1階壁際の納め 水切り加工 シーリング納め
2箇所、雨漏りしていたためカバー工法をするまで調査、施工方法の検討に時間を要しました。1箇所、棟から1m付近はコロニアルの経年劣化やヒビ割れが原因ですが、その他の箇所は施工不良でした。ケラバ包みと棟包みとの取り合い部ですが、雨水を流すように施工されていないため、新築当時からフエルトに溜まっていたようです。