宮城県仙台市泉区鶴ヶ丘 k 様
先日、ハウスメーカーのリフォーム担当者が来て、屋根を修理しなけらばならないと言ってました。中古物件を買ったのですが、8年前に屋根はカラーベストを塗装しています。アスベストが含まれているので、産廃処分費が高額になるから葺き替えよりもカバー工法を勧められました。どちらがベストなのですか。
施工中は足場に木材を取付てシートを被せた上で、破砕しないように一枚一枚手ばらしによる撤去をして頂きました。ダンプ廻りも木材で囲いを作成、シートで養生しておりました。熊谷社長からカバー工法を提案されましたが、傷んだ古いカラーベストをそのままに残しておくのが嫌でしたので、手間がかかる事は承知してましたが葺き替えをお願いしました。屋根を剥がす時間以上に養生を一生懸命に作業してました
施工場所 | 宮城県仙台市泉区鶴ヶ丘 k 様 |
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施工面積 | 140 ㎡ |
築年数 | 35 年 |
費用 | 162万円 |
使用屋根材 | ガルバリウム鋼板 0.35mm 定尺横葺き |
工事期間 | 12日 |
施工方法 | 既存平板スレート 撤去→下葺き→ 軒先捨唐草の取付け→定尺横葺き →雪止め→棟下地取付 |
施工完了日 | 2009年 5 月 30日 |
2階屋根の一部が雨漏りしておりましたが、8年前の塗装が原因です。カラーベストは一枚一枚を重ねて軒先から張りますので、わずかな隙間が出来て雨水が流れるようになってます。その大事な隙間が塗料によって埋められおり、雨水の抜け道を無くしていたのです。下地材も黒くなって腐食してましたので、合板を張り替えした上で下葺きを敷き納めました。
2階屋根東面 色褪せや汚れ
2階屋根西面 白亜化やズレ
2階屋根南面 色褪せ
1階東側の屋根 色褪せや白亜化
2階コロニアル屋根撤去 傷んだフエルト
アスファルトルーフィング23kの敷き込み シート養生
棟包みの撤去
定尺横葺き材の施工 ガルバリウム鋼板0.4mm
2階西側屋根完成 耐候性に優れた遮熱鋼板
2階東側屋根完成 耐食性をさらに強化したガルバリウム鋼板
1階屋根完成 遮音性をさらに高めた0.4mmガルバリウム鋼板
カラーベストの撤去作業中は近隣への配慮が大切です。完全に外から見えないように綺麗に積込み作業をしましたので、処分場では担当の方が驚いておりました。おかげさまで近隣の方から苦情も無く、施工完了出来た事に胸をなでおろしてます。ご主人様には道路を清掃して頂き、シートを一緒にたたんでくれて大きな力を貸してもらい感謝してます。