宮城県仙台市泉区長命ヶ丘 K様
私の実家が1年前から雨漏りしており、母が修理業者を探しています。私は東京にいるのですぐに駆けつけられず、母からの電話で相談されていました。母はチラシを見てリフォーム業者さんに見てもらったり、地元の電話帳で工務店さんに調査を依頼してます。しかし、原因も特定しないのに葺き替えを勧めてきたり、曖昧な返事やきちんと解決策を説明されないため困っていました。
母が一人で住んでいるので限られた予算内でやって欲しいと相談しましたら、当方の事情を察して頂き快く対応してもらいました。どうして雨漏りしているかの原因を手書きで納まり図面を提示してもらったので、安心して頼む事が出来ました。作業の報告をメールにて送信してもらいありがとうございました。
施工場所 | 宮城県仙台市泉区長命ヶ丘 |
---|---|
施工面積 | 72㎡ |
築年数 | 28年 |
費用 | 61万円 |
使用屋根材 | 定尺横葺き |
工事期間 | 4日 |
施工方法 | コロニアル屋根材の上に下葺き、0.35mm、3.6mの定尺横葺きの施工 |
施工完了日 | 2015年7月30日 |
雨漏りの原因調査は建物の構造や屋根と外壁の納まりなど、専門的な知識が無いと解決されません。最近では、リフォーム業者が雨漏り修理を請け負うと宣伝してますが、実際に調査するのは屋根板金工事店です。何度も修理するようにならないためには、1級技能士に原因の調査をしてもらい、1回で直すように努めなければなりません。
雨漏り箇所の応急処置 粘着型防水シート
紫外線により塗膜が劣化
コロニアル材が雨水の染み込みで反りが発生
アスファルトルーフィング23kの敷き込み
定尺横葺き材の施工
隅棟 立上げ 木下地の取付
隅棟 木下地の取付 15×90
定尺横葺き材の完成 一枚一枚のハゼ組構造により雨水の侵入を防ぐ
一文字葺きが気品あふれる美しさを演出
雨漏りは屋根の劣化、施工不良、特殊な条件(台風)など複合的な要素が重なって起きるものです。1回で解決されればベストですが、現実はそう甘くはないのが雨漏りの事案です。K様の雨漏りは隅棟にある屋根材施工が不良となっており、棟の木下地を打っている釘に浸透しておりました。