宮城県仙台市青葉区北山 K様
以前から屋根を剥がさないでするカバー工法を知っていましたので興味がありました。1月に夢メッセで毎年開催しているリフォーム祭りに出かけてましたが、営業の方の説明がしつこくてゆっくりと展示物を見れませんでした。私の近所にカバー工法をしたご自宅があるので、実際のところどうなのかご夫婦さんにお話を聞きに行ってました。性格上、何でも納得いくまで調べないと気が済まないタイプなので、女房も半分呆れてます。今回の屋根リフォームも屋根の専門家からアドバイスを聞きたいと思っております。
私達にとって屋根が最後のリフォームとなります。これまで内装は何度か修理してきましたが、外観は手をかけずにいました。お金も手間も掛かるので怖いので見て見ぬふりをしていたのです。何度も工事をしたくなかったので、妥協をする事なく夫はだいぶ調べていたと思います。その結果、カバー工法に多くの実績がある熊谷板金さんと出会う事が出来たお陰で、耐久性もある屋根材を選択出来ました。外壁の色とも合っており大変気に入ってます。近所のカバー工法をしたご自宅の奥様からも評判なんです。
施工場所 | 宮城県仙台市青葉区北山 |
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施工面積 | 183㎡ |
築年数 | 31年 |
費用 | 142万円 |
使用屋根材 | ガルバリウム鋼板0.35mm カバールーフ葺き |
工事期間 | 7日 |
施工方法 | 長尺瓦棒の上に下葺き材・軒先、上りをカット・長尺カバールーフ葺き |
施工完了日 | 2015年4月29日 |
既存の瓦棒屋根を撤去しないため、通常の葺き替えリフォームに比べて工事日数の短縮が図れます。また、撤去費用や廃材処理費用がカットされますのでお値打ちにリフォームする事が可能になりました。既存の形状と同様になりましたので、トータルなデザイン性を損なうことなく、よりグレード感と美しさに満ちた仕上りとなりました。瓦棒葺きに被せるカバー工法は長年の施工実績がありますので、安心してお薦め出来ます。
北側の屋根 サビの発生
南側の屋根 屋根材の劣化が進んでサビから亀裂が発生
棟掴み込みの状況、段差のある箇所の納め
壁際の納め 取合い箇所の施工不良
軒先の納め 捨唐草の取付
瓦棒葺きの上にアスファルトルーフィング18kの敷き込み
防水紙を既存瓦棒葺きの上に水上から水下に敷く
既存瓦棒のキャップ部分に通し吊子で固定
水上部の立上げ 55mm
段差のある箇所、立上げ箇所と破風板部分の施工不良
立上げ納め 破風板を撤去、切断箇所を作らないように立上げ
取合い箇所の立上げ状況
取合い箇所 木下地取付
棟木下地取付 壁際の納め シーリング充填
壁際の納め完了 撤去した破風板を元に戻す
棟木下地の取付 15×90
南側の屋根完成 葺き替えよりもコストを削減
北側の屋根完成 塗装リフォームよりも長持ち
既存の瓦棒屋根の上から同形状の瓦棒を重ね葺きしていくカバー工法、それが豊富な経験と技術で地元でも実績のある屋根のクマガイがお薦めする工法です。屋根の総重量は一般的な瓦棒屋根とほぼ変わりません。重ね葺き効果で室内への音の侵入も抑えられるので、雨の反響音も静かに感じられるでしょう。